株式会社アイプラスプラス・Forehead Sensory Recognition System・額感覚認識システム

株式会社アイプラスプラス~視覚障害者用生活支援システム~

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創業者菅野米藏は1998年当初から視覚障害者の額を利用することに着目し研究を続け、2003年10月に網膜の代替手段として額を利用する手法にて特許を取得しました。また、東京大学大学院情報理工学教授舘暲博士と彼の研究室は1970年代より電気刺激による触覚センサを研究・開発し、電気刺激による触覚提示に関する数々の特許を取得しています。 2003年9月、舘研究室の梶本裕之博士(2006年9月に電気通信大学電気通信学部准教授に就任)が開発した「SmartTouch」の技術を基に菅野と東京大学舘研究室は共同研究を開始しました。そしてより効果的かつ快適な電気刺激の生成を追及しながら、電気刺激による触覚提示装置の試作品をいくつか開発し、遂に2005年9月、額触覚に電気刺激で提示する実用化モデルとして『額網膜システム:Forehead Retina System(FRS)』を開発しました。米国ではFRSを米国FDAの指導により『額感覚認識システム:Forehead Sensory Recognition System (FSRS)』と名称を変更しました。今般商品化を控え、日本の皆さんにもっと親しみを持って愛用していただこうと商品名を“額で見る”にちなみオーデコ(AuxDeco)と命名しました。
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オーデコ(AuxDeco)は、額における感覚(触覚)を使って物を認識する感覚代行技術を用いています。ヘッドバンドに内臓された小さなカメラが装着者の眼前の視界をとりこみます。とりこまれた視界の画像は電気刺激により触覚情報に変換されます。適切なトレーニングプログラムを受けることで、オーデコ(AuxDeco)は視覚障害者特に全盲の方にとって、外科的手術の必要のない視覚代行システムとなるでしょう。

額刺激

1960年代から電気刺激による感覚代行は提案されてきましたが、額を刺激部位とする本方式は大変新しく合理的な手法です。着け外しが容易であり,脳内での座標系変換も体の他の部位に装着する場合に比べてはるかに簡単になります。

画像処理

カメラで取得された画像情報は2つの処理を経て触覚情報に変換されます。最初の処理で輪郭情報を強調するための空間的な輪郭抽出を行います。次の処理では,時間変化する情報を強調するたの時間的バンドバスフィルタリングを行います。これらは実際の網膜でも行われている処理です。オーデコ(AuxDeco)は実際の視覚系の前処理を模倣することで、脳内での画像理解を容易にします。

参考文献

[1] Kajimoto, Kawakami, Maeda, Tachi, "Tactile Feeling Display using Functional Electrical Stimulation," Ninth International Conference on Artificial reality and Telexistence, 1999.
[2] Kajimoto, Kawakami, Tachi, "Optimal design method for selective nerve stimulation and its application to electrocutaneous display," Tenth Symposium on Haptic Interfaces for Virtual Environment and Teleoperator Systems, pp.303-310, Mar 2002.